2019年4月に発売されたRAV4が人気になっています。
2020年ではプリウスと同じぐらい売れている程の人気モデルになっています。
一番の人気ポイントは、ワイルドでアメリカンなエクステリアデザインだと思います。クチコミ評価でも、ここが一番高い評価になっています。
CX-5やハリアーのように、洗練された都市型SUVとは一線を画す、ワイルドなイメージのSUVって意外と少ないかもしれません。
クラスは違いますが、ジムニーやジムニーシエラが大ヒットとなっているのも、あのワイルドなイメージが受けているのだと思います。
RAX4はここまでではないですが・・・。
エンジンラインアップも2020年6月にはプラグインハイブリッド(PHV)も発売され、ますます人気となりそうなRA4ですが、購入するのに気になるポイントである「乗り心地」について評価を紹介していきます。
RAV4の乗り心地評価は高い
RAV4の乗り心地評価は高いです。
高い要因はイロイロあると思います。
RAV4のTNGAプラットフォームによる乗り心地評価
RAV4にはTNGA(トヨタ ニュー グローバル アーキテクチャー)プラットフォームが採用されています。
TNGAによって開発されたパワートレインをすべて搭載するカムリでは、低重心・高剛性を実現し、先代から大きく運動性能が進化したと言われています。
フルTNGA搭載のカムリは非常に評価が高くなっています。
ようするにRAV4も走行性能や乗り心地に良い影響を与えていると思われます。
- 技術の進歩は凄い。日常生活での使用なら、不快指数は低いと思い。TNGAも効いているのかボディーがしっかりしていると思う。
- フルTNGAはカムリから始まりまったが、このカムリの良さを受け継いでいると実感した。とにかく足の動きがスムーズで終始リラックスして乗ることができた。
- TNGAでシャシーがよいとのことでだが、不快な振動や揺れなども明らかに少ないように感じる。
正直、TNGAがどう影響しているかは不明ですが、ユーザーの乗り心地に対する評価は高いイメージです。
- 車重が細かい凹凸をいなしているようで、振動が少なくゴツゴツ感をあまり感じない。この手の車としてはとても良いと思う。少なくともプリウスよりは良い。
始めてTNGAが採用されたのが2015年に発売されたプリウスです。プリウス発売から4年経過し、大きく進化していることも体感できるほどかもしれません。
RAV4の乗り心地は硬め?柔らかめ?
乗り心地の評価で一番分かりやすい表現が「硬い」か「柔らかい」かではないでしょうか?
RAV4の乗り心地はどうでしょうか?ユーザーの評価を一部紹介します。
- 少し硬めで私の好きな乗り心地。
- 足回りはホンダ車のような硬さはなく、突き上げ感もあまりなかった。この辺はトヨタは流石だと思う。
- 国産車は足回りが柔らかい印象だが、国産車と欧州車の間位の乗り心地を実現している。
微妙な表現が多かったです。が、RAV4の乗り心地は柔らかくはないでしょう。
めちゃくちゃ硬いわけではないが、硬めといったイメージですね。「国産車と欧州車のあいだぐらい」といった表現がわかりやすいかもしれません。
欧州車(特にドイツ車)の乗り心地は硬いという評価が圧倒的に多いので。
乗り心地は硬めが好きか、柔らかめが好きかで好みが分かれるものです。
個人的な意見ですが、トヨタの乗り心地が好きな人はどちらかと言うと、柔らかめの乗り心地を好むイメージがあります。
それでも、RAV4は多少硬めのセッティングになっているようですね。
RAV4のシートは評価が高い
クルマのシートも乗り心地に大きく影響します。
RAV4のシートは、ベーシックグレードの「X」がファブリック素材で、その他のグレードはすべて「合成皮革+ステッチ付」のシート素材となります。
アドベンチャー(Adventure)のみ、専用合成皮革+オレンジステッチ付となります。
オレンジのステッチは好みがわかれそうですね。
RAV4の乗り心地評価にはシートに関するクチコミが多く見られます。
- シートは快適で、2時間程度の運転では特に疲れない。
- 包み込まれるようなシートのおかげか、長距離運転も苦にならない。
- シートの感じが他のメーカーとは比較にならないくらいトヨタ車は優れている。
ホールド感もあり、運転する際に快適。- ガソリンGの人工皮革、使い勝手が良い。汚れなどもとれやすい。
シートの快適性は長距離ドライブで大きく差が出ます。また、腰痛持ちの方は快適なシートでないと運転辛いので結構こだわりますよね。
SUVはどんな優秀なクルマでも必ずカーブなどでロールがでたりするので、ホールド性もとても大事ですよね!
まずまずホールド性が良さそうなシート形状です。
- シートのお尻の座りは標準的な日本人体系だとかなり広く、運転席というよりソファーに座っているよう。シートクッションは固め。
シートの評価は高くなっていますが、シートのオプションにも書き込みがあります。
「アドベンチャー」にだけ8万円でオプションが可能な「快適温熱シート+シートベンチレーション(運転席・助手席)も評価が高いです。
- シートベンチレーションも快適。予算に余裕があればおすすめ。
- アドベンチャーのみシートベンチレーションも装着できるため絶対おすすめ!
簡単に言うとシートヒーターと送風機能です。寒い日も、暑い日も快適なドライブをサポートしてくれます。
グレードがアドベンチャーにだけと言うのが、少し残念ですが・・・。
RAV4のロードノイズにはネガティブな評価あり
RAV4の乗り心地評価は、シートも含めて非常に高くなっています。が、ネガティブな評価も見られます。
- 唯一、高速域でのロードノイズと風切り音が気になった。背が高くM+Sタイヤなので仕方ない。
- 走行音は高速走行中は荒い路面でゴーとか、コンクリのように硬い路面ではシャーと言ったロードノイズがかなり煩く感じる。グレード毎のタイヤのメーカーやモデルの違いか?
- 良い車だけにタイヤのゴロゴロする感じが目立ってしまう。もし購入したらインチダウンしたい。
評価の高いRAV4の乗り心地ですが、数少ないネガティブな評価は「ロードノイズ」と「風切り音」です。
特にロードノイズは気になるユーザーの方が多いようです。
ロードノイズはタイヤの問題かもしれないとの書き込みが多く見られます。オールシーズンタイヤが原因ではといった意見もあります。
が、オールシーズンタイヤがロードノイズが大きいといった事実はないようです。
- ハイブリッドでエンジンが静かだからか、ロードノイズが大きかった。
- ハイブリッドは特にエンジンが静かですね。ロードノイズがその分気にはなるが、そこまで求めるのは贅沢でしょうか。
ハイブリッドは18インチだすが、これくらいのタイヤがちょうど良いのではないかと思う。19インチだとノイズや突き上げが強くなりそう。ハイブリッドのホイールがカッコ悪いのが悩ましいところですが。
ハイブリッドは静粛性が高いだけに、ロードノイズはさらに気になる傾向があるかもしれません。
また、タイヤサイズは乗り心地とロードノイズに大きく影響してきます。メインは18インチと19インチですが、個人的にはガソリンエンジンの19インチが好みです。
ハイブリッドには19インチの設定はありませんが、見た目重視なら19インチですよね。ただ、19インチの乗り心地と高速道路での試乗でロードノイズ確認は必須です!
RAV4乗り心地評価まとめ
- RAV4の乗り心地評価は高め
- RAV4の乗り心地は少し硬めだが、欧州車ほど硬くはない
- シートは長距離運転でも疲れない
- ロードノイズが大きめで気になる